以前の記事で、「著者情報のうち、SNSプロフィールをGoogleへ伝えるには、構造化マークアップではなく『ナレッジパネル』を利用する必要がある」と說明をいたしました。
それでは具体的に、どのような方法でSNSプロフィールをナレッジパネルに登録すれば良いのでしょうか。
また、そもそもナレッジパネルとは何なのでしょう。
以下、ご説明していきます。
目次
Googleナレッジパネルとは?検索結果画面の1つの表示スタイル
ナレッジパネルとは、SERP(検索結果画面)に表示される、検索結果パネルのうちの1つです。
以前はGoogleの検索結果では
・SEM(Google広告)
・オーガニック検索結果
の2種類しか掲載されないことがほとんどでしたが
近年では多くのタイプの検索パネルが表示されます。
たとえば
・Google Map
・Google for Jobs(Googleしごと検索)
・Discover
・ショッピング検索結果
・動画検索結果
など、検索キーワードによって様々な検索結果画面(パネル)が表示されるようになってきています。
メガSERP――グーグル検索結果の要素25種類をまとめたビジュアルガイド | Moz – SEOとインバウンドマーケティングの実践情報 | Web担当者Forum
ナレッジパネルは、この多様な検索結果表示パネルの中の1種類です。
個人、あるいは法人で
web上に十分な情報があったり、著名な個人(アーティストや組織の代表者など)あるいは法人と判断される場合に
このナレッジパネルとして、自動的に登録がされるようです。
googleナレッジパネルの認証を受ける方法
前述したとおり
ナレッジパネルの認証を行うためには
まず、そもそも「ナレッジパネルとして表示される」
ということが必要になります。
したがって、web上に個人あるいは法人の十分な情報がない場合には
ナレッジパネルが生成されませんので
その認証を行うこともできません。
具体的なナレッジパネルの認証方法、更新方法については、下記の参考URL先から方法をご確認ください。
Googleの個人名「ナレッジパネルの認証を受ける」の申請方法・編集
Googleナレッジパネル活用 | アーティスト自ら検索結果(ナレッジパネル)を編集し、最新&正確な情報を届ける|THE MAGAZINE
ナレッジパネルの情報が表示されない場合は、「著者情報」をサイトに記載する
以前の記事
著者情報はSEOに有効!外部評判のため構造化マークアップで記述すべし(現在はナレッジパネル推奨)
にて
- web上の情報量が少なく、ナレッジパネルが掲載されていないことは、SEO上のネガティブな効果を意味するものではない
- いかなる形であっても、サイト上に著者情報・管理人情報は記載しておくほうが良い
ということをお伝えいたしました。
個人レベルの方では、調査情報がナレッジパネルに表示される事はむしろ稀でしょう。
そのため、まずは形式にはこだわらず、サイト上に著者情報を記載しておく事が
将来的なSEO効果にプラスに働きます。
(少なくともマイナスになる事はありません)
(構造化マークアップ)
ただし若干知識が必要、また手間もかかるので、まずはテキストベースで著者情報をページに掲載させるだけでも
SEO的にプラスとなる効果は見込めます。
そこで以下の投稿では、現在最も使用されているCMSであるwordpressにおいて
著者情報を追加する具体的な3つの方法をお知らせします。
wordpressに著者情報を追加する具体的な3つの方法
以下の投稿で、wordpressに著者情報を追加する
具体的な3つの方法を記載しています。
3つの方法とは
- プラグイン
- コーディング(マークアップ)
- ウィジェット
による追加方法です。
wordpressでメディアを運用されている方は、ご参考にしてみてください。
【SEOの王道】形式にこだわらず、良質なコンテンツアップロードしていく
昨今のGoogleの傾向から言って
HTML文法やマークアップの方法によるSEOへの影響は
以前ほど、大きな影響が出るとは言えなくなりました。
だいぶ前から言われている事ですが
「コンテンツ、中身」
で勝負をしていく時代です。
(コンテンツマーケティングもそろそろ賞味期限切れの感はありますが、個人的には未だ有効かと思います。)
王道ではありますが
良質なコンテンツを発信していき、著者・コンテンツ作成者としても
googleあるいは世間の信頼を得ていく(権威性を獲得していく)ことが、SEO的にもより重要となってくるでしょう。
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