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KUSANAGI-WordPressの.maintenanceファイルの場所が見つからない?

By Wizard-Nakata 投稿日: 2020年11月6日 最終更新: 2020年11月6日

Nakata
Nakata
こんにちは。SEOコンサルティングを行っております、Nakata@まほウェブ (@Mktg_Wizard)です。

WordPressのプラグイン更新のとき、ネットワークエラーが発生。
サイトフロント・管理画面ともに「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」とのみ表示され、閲覧不可の状態(メンテナンスモード)から抜けられなくなってしまいました。

しかも削除すべきとされる、.maintenanceファイルが該当の場所に見つからない…!
結局、ちょっとした勘違いだったのですが、同様の現象となった方のために書き残しておきます。

目次

  • プラグイン更新失敗により「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」とエラー表示
  • WordPressインストール時のルートフォルダに.maintenanceファイルが生成される
  • KUSANAGI初期設定のとき、wp-config.phpを移動させませんでしたか?
  • .maintenanceは不可視ファイルのため、-aオプションで表示させる
  • .maintenanceファイル削除後は、エラーのあった箇所・プラグインを確認する

プラグイン更新失敗により「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」とエラー表示

KUSANAGI-WordPressで「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」と表示され、サイト・管理画面ともに閲覧できない状態となってしまいました。

これは”メンテナンスモード”と呼ばれ、通常はWP本体やテーマ、プラグイン更新時にのみ表示される状態。
今回はプラグインアップデート時に” 更新失敗 “してしまったことで、メンテナンスモードのまま残ってしまっていることが原因です。

私の場合は、WP Mail SMTPプラグインのアップデート時に更新失敗しました。

wp mail smtpのアップデートエラー

プラグインページの冒頭にも下記のようなエラーメッセージが表示されています。

プラグインの更新エラーメッセージ

これ以降は、サイトフロント側もWP管理画面も「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」とメッセージが表示されるのみで、ログインできなくなりました。

原因としては、更新作業時に生成される” .maintenance ” ファイルが自動消去されなかったことで、サイトのメンテナンスモードが解除されていないことにあります。
そのため、対応方法としてはこの .maintenance ファイルを手動で消去することが必要です。

Nakata
Nakata
対応方法が簡単とはいえ、もし保守業務で上記状態となってしまった場合には、一旦すぐに先方へ連絡することを推奨します。インシデント対応です。(ただし深夜帯など、事前に先方に保守時間帯を知らせている場合などは省略可)

 

WordPressインストール時のルートフォルダに.maintenanceファイルが生成される

メンテナンス

WordPressがメンテナンスモードに入ると、WordPressウェブサイトのルートフォルダ(wp-config.php ファイルのフォルダ)に「.maintenance」というファイルが作成されます。

WordPressの「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」エラーの処理方法について

KUSANAGIの場合、どこに当たるかというと…

/home/kusanagi/ルートフォルダ名

です。

参考: 【Kusanagi】「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」と表示された時の対応 | ぐるたかログ

 

KUSANAGI初期設定のとき、wp-config.phpを移動させませんでしたか?

しかし、wp-config.phpのファイルがあるはずの /home/kusanagi/kusanagi_wp2 に行っても.maintenanceファイルが見つかりません。

思い出しましょう。あなたはkusanagiを導入した後の初期設定で、WordPress管理画面にてセキュリティアラートされた”wp-config.phpをドキュメントルートより上の階層へ移す ” という作業を行ったはずです。

kusanagiをインストールした後のWordPress設定の記事: kusanagi-キャッシュ-WordPress設定|非エンジニアでも超高速サーバーを!③ | まほウェブ でも同様に、wp-config.phpを移動させるという手順を踏んでいました。

kusanagi-キャッシュ-WordPress設定|非エンジニアでも超高速サーバーを!③

そのため、本来のkusanagiインストール時のフォルダはその下に設置されている”DocumentRoot”という名前のフォルダになります。

したがって、 .maintenanceファイルパスとしては、

1
/home/kusanagi/kusanagi_wp2/DocumentRoot/.maintenance

にありました。無事に見つかりました…!

.maintenanceは不可視ファイルのため、-aオプションで表示させる

SSH接続などでターミナルからログインする場合、単純なlsコマンドでは不可視ファイルを表示できません。
そのため、-aオプションを使って表示させるようにしてください。

また、.maintenanceファイルを消去するにはファイルの実行権限が必要です。kusanagiユーザーのみに持たせている運用が多いかと思います。

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3
4
$ su kusanagi // ユーザーをファイル実行権限をもつkusanagiへ変更
$ cd /home/kusanagi/kusanagi_wp2/DocumentRoot // .maintenanceファイルがある階層へ移動
$ ls -a // 全て確認(省略可)
$ rm .maintenance // 削除

 

.maintenanceファイル削除後は、エラーのあった箇所・プラグインを確認する

.maintenanceファイル削除後、サイトは無事に表示されました。

その後、プラグインページを確認してみましょう。
私の場合は、” プラグインファイルが存在しません。”とのプラグインエラー表示が出ていました。

プラグインファイルが存在しません

どうやら、アップデート時に更新が上手くいかず、プラグインファイルの一部が欠損してしまったもよう。

プラグインを手動で消去し、再度インストールします。
プラグインをカスタマイズしている場合や、設定変更している場合は変更内容をメモしておきましょう。

Nakata
Nakata
ただし、ほとんどの場合プラグイン設定内容はWP側で保存されているようですね…!

SSHまたはFTPより、該当プラグインを削除。
参考: WordPressのプラグインが削除・停止できない【解決】

SSH経由のほうが削除処理が早いことが多いので、SSH推奨。

1
2
$ cd /home/kusanagi/kusanagi_wp2/DocumentRoot/wp-content/plugins // プラグインディレクトリまで移動
$ rm -r 該当プラグインのフォルダ名 // プラグインを削除

その後に該当のプラグインを再インストールして、完了です。おつかれさまでした!

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カテゴリー: WordPress タグ: kusanagi, エラー対応

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" Webマーケティングで魔法をかける "
東京都にて活動しています、フリーランスのSEOコンサルタント兼web屋です。
制作では、SEOを考慮したサイト設計・およびセキュリティ面を考慮した会員制webサイト制作が得意。

【経歴】
神戸大学法学部卒→政府系金融機関。その後、大阪のインバウンド向け広告代理店に勤務した後、2014年4月から個人事業主として活動開始。
約5年間にわたり、旅行・観光のプランニング&手配代行サービスサイトを自身で設立。数名にて運営しておりました。

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