先日、Google系の分析情報をWordPress管理画面で一元化して確認できる
Google公式プラグイン「Google Site Kit」が発表されました。
この記事では、Google Site Kitのかんたんな紹介と
プラグイン導入時にWordPressのREST APIを取得できなかったことによるエラーが出ましたので
そのエラー解消方法をお伝えいたします。
目次
WordPressダッシュボードで分析ツールを一元チェックできるプラグイン「Google Site Kit」
(↑Google Site KitによるWordPressダッシュボードでの解析画面)
Google Site Kitは、WordPressダッシュボードでGoogle系分析ツールを一元して確認できるプラグイン。
- Search Console
- Google Analytics(GA)
- Google Adsense
- PageSpeed Insights
- Optimize
- Google Tag Manager(GTM)
とAPI連携を行い、WordPressダッシュボードで上記情報の一部を確認できるようになります。
あくまで一覧して、かつ「一部」の情報が閲覧できるのみで管理や詳細な分析は難しいのですが
WordPress上で一元チェックできるのは便利かもしれません。
オススメのプラグイン
「Site Kit by Google」
サイトを重くしたくないので僕は入れていませんが、分析ツールを管理するのに、超便利なのでオススメです https://t.co/7fV6uOAYkM
— きりむん@将来の不安を解決するマン (@kirimun_com) November 6, 2019
参考記事 : WordPressプラグインとしてSite KitをGoogleが正式公開、WPからSearch Consoleのレポートを確認可能 | 海外SEO情報ブログ
REST APIの取得がホスティングサーバーにブロックされているとのエラー
しかし、Google Site Kitプラグインを導入後
利用のためGoogleアカウントと接続をしようとすると、以下のエラーが表示されます。
An error occurred: We are unable to send credentials to your WordPress site. This is likely due to your hosting provider blocking incoming REST API requests. Please check with them if that is the case.
同様の現象が海外でも確認できているようです。
Error on “Sign in with Google” | WordPress.org
原因は、ホスティングサーバーであるエックスサーバー(自分の場合)の設定により
WordPressの「REST API」に対する国外IPアドレスからのアクセスが制限されていることでした。
■「REST API アクセス制限」機能について
WordPressの「REST API」に対する国外IPアドレスからのアクセス可否を切り替えることができます。
初期状態で「有効(ON)」に設定されており、国外IPアドレスからのアクセスが制限されています。
※通常は「有効(ON)」のまま運用されることを強く推奨します。
エックスサーバーでREST APIアクセス制限を解除する方法
そこで、エックスサーバーによるREST APIアクセス制限を解除します。
まずはエックスサーバーのサーバーパネルにログイン。
メニュー一覧から「WordPressセキュリティ設定」を選択してください。
該当のドメインをクリックし、WordPressセキュリティ設定の詳細画面へ進みます。
REST APIアクセス制限を「OFFにする」を選択し、「設定する」で設定を保存して下さい。
これで、エラーが解消されGoogle Site Kitの設定を進めることができました。
あとはプラグインの指示に従い、Googleアカウントと連携、認証設定を行えば完了です。
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