こんにちは。SEOライティングについてのセミナーを行っております、MKウィザードの中田です。
一口に「SEO」といっても、SEO対策の内容は幅広いもの。
セミナーでひと通りノウハウをお伝えしても、「おすすめの本はありませんか?」とご質問いただくこともしばしばです。
SEOの内容は幅広く、ガイドなく勉強をしてしまうと勉強をするだけで終わってしまいます。
そこで今回、「SEO対策の分類」をしたうえで、その中で最も効果に繋がりやすい施策方法として
「SEOライティング/コンテンツSEO」について2019年時点でおすすめできるSEO対策の本を3冊ご紹介させていただきます。
目次
SEO対策の種類・内容について
SEOとは | 内部対策・外部対策
まず、SEOとは
「Search Engine Optimization」
の略称であり、「検索上位にサイトを最適化させること」と定義されています。
このSEOは
①内部対策
②外部対策
の2つに大きく分かれています。
①内部対策について
内部対策とは「サイト内部を検索結果に最適化させる」ということを指しています。
ただし、「検索結果に最適化」ということには2つの相手が存在しています。
1つは、検索結果を表示させているgoogleのロボット(クローラー)に対して。
そしてもう1つは、検索を行う「ユーザー」(=人間)に対してです。
googleへの最適化
googleへの最適化とは、どういうことかと言うと
「webページに表示されている内容を、正しくgoogleへ伝える」ということです。
具体的には
- 適切なマークアップ
- 適切なサイト階層構成
- 画像へのaltタグ挿入(画像SEO)
などを指しています。
検索を行う「ユーザー」に対して最適化する
上記の「googleへの最適化」も、正確に情報を検索結果へ反映させるために大切なことです。
しかしここで、「googleが掲げる10の事実」を読んでみてください。
「googleが掲げる10の事実」の一番最初には、こうあります。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
googleの存在価値は「検索ユーザーに検索してもらえること」にあり、googleはそのための道を整備しているに過ぎません。
ビジネス的にいえば、googleとしてもユーザーに価値ある情報を提供できなければユーザーが減ってしまいます。
結果として広告主からもお金がとれなくなく訳です。
従って、SEOの真髄としては「いかにユーザーに価値ある情報(体験)を届けるか」ということに尽きます。
そのためにはまず、価値あるモノを作らなければなりません。
それがサービスであり、コンテンツであり、ブログでいえば質の高い情報であるわけです。
その価値ある情報を作り、届けるためには「コピーライティング / SEOライティング」が最も有効な施策だと考えています。
②外部対策について
②外部対策とは
「いかに外部のサイトから被リンクを得るか」=他サイトから自分のサイトへリンクを貼ってもらうか
ということを指しています。
以前のSEO手法には、自分で別のサイト(サテライトサイト)を作成し、その別サイトから、メインサイトへリンクを貼る
といった自作自演リンク(リンクファーム)という手法が流行していました。
しかし、このような手法は現在ではスパムと認定され、厳しいペナルティを受けてしまいます。(ブラックハットSEO)
また、リンク元の「質」も重要視されるようにgoogleのアルゴリズムもアップデートされてきております。
そのため、外部対策として現在最もおすすめされているのは
「良質なコンテンツを作成することで、自然な被リンクを集める」というこということになります。
結局は、”Content is King”な訳ですね。
SEO施策をレストランして例えるなら
以上のSEO施策を、レストランとして例えるなら…
①SEOライティング/コンテンツSEO
=材料を調達し、美味しい料理をつくる
②googleへの内部対策SEO(マークアップ等)
= お店までの道を綺麗に整備して、お店に入りやすくする
③外部リンク対策
= お店の口コミをしてもらう、他の店舗にチラシを置かせてもらう
このようなイメージになるかと思います。
この中で最もあなたがコントロールしやすく、かつ効果を出しやすいのは
①SEOライティング/コンテンツSEOではないでしょうか?
SEOライティングおすすめの書籍3選
前置きが長くなってしまいました。
ここからはコンテンツSEOに繋がりやすい、「SEOライティング」についての本を3冊ご紹介します。
(1) 沈黙のwebライティング
→ seoを意識したwebライティングの入門書として。
ユーザーからの「検索意図」をいかにサイト記事に反映させるか、ということを具体的なストーリーと共に学ぶことができる良書です。
マインドマップを利用し、ブレスト形式で詰まることなくライティングを進められる方法も記載されています。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
なお、ブログ執筆時にマインドマップを利用されている方は、下記記事も参考にしてみてください。
オンラインでマインドマップを作成でき、Notionにも埋め込みが可能な優れたツール”miro”をご紹介しています。
オンラインのマインドマップならmiroで共同編集!作成・Notion埋め込み方法 | まほウェブ
Notionで日々のネタを記録・管理しておき、深堀りする際にmiroのマインドマップで洗い出していく。
おすすめの1つのワークフローです。
(2) 10倍速く書ける超スピード文章術
→「ライティングは準備が9割」と、執筆へ至る素材集めの重要性が説かれています。
完璧主義をやめることなど、心理が与えるライティングへの影響にも言及。
「いざ文章を書こうと思っても、なかなか書けない…」というあなたにオススメな一冊。
(3)100倍クリックされる超webライティング実践テク60
→タイトル付けのテクニックが満載。
コンテンツそのものというより、タイトルやサイト説明文を充実させ
検索結果からサイトへクリックさせるための具体的なテクニックが書かれています。
検索上位に表示させることに成功した後、ユーザーのクリック率を上げるのに参考になる本。
(番外)考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
見出しから構成していくSEOライティングは
基本的には「ロジカルシンキング・ロジカルライティング」と親和性が高いです。
SEOではないですが、広くロジカルライティングを学ぶには本書はおすすめ。
ただし、分厚いので序章のほうの「ピラミッドストラクチャー」の理解だけでも十分参考になります。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 バーバラ ミント
SEO対策の本は、あくまで書くときの「ガイドライン」として
以上、「SEOライティング」についてのオススメ3冊をご紹介させていただきました。
ただ実際、SEOライティングを上達させるために最も有効な方法はとにかく「書いてみること」に尽きます。
なぜならば、アウトプットをすることが一番学びが多いからです。
記事を書き試行錯誤していくことで、多くのことを学ぶことができるでしょう。
ライティングを行う際のガイドラインとして、上記の書籍をご参考にしてみてくださいませ。
下記の記事では、SEOを学ぶのにオススメな信頼できるブログを5つ取り上げてご紹介しています。
既にSEOで成果を出されている方のブログを通じて学ぶこと。
それはSEOノウハウを知るだけでなく、コンテンツを作るための「モチベーション維持」のために有効な方法だと考えています。
ぜひ、あわせてご一読ください。
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